明治3年6月15日、今から149年前に現在の大手通2丁目に国漢学校の新校舎が開校しました。長岡市では米百俵の精神を次代へ引き継ぐため、6月15日を「米百俵デー」と定めて毎年、市民の集いを開催しています。
今年のテーマは“「夢」~夢は必ずかなう。今、伝えたいメッセージ~”。講演したNHK大相撲解説者・舞の海秀平さんは、頭にシリコンを入れて新弟子検査を合格したエピソードや200キロを超す力士との対戦などの相撲人生をユーモアを交えて語り、「たった一度の人生、今しかできないこと、挑戦できることを一生懸命やろうと思った」と伝えました。
米百俵賞は、バングラデシュで小学校を建設した、県内在住のモハメッド・ヌルル・エラヒさん、美砂子さん夫妻に。特別賞は、ケニアで縫製技術の訓練で女性の自立を支援するなどした団体「サイディア・フラハ」共同代表の荒川勝巳さんに贈られました。
長岡市米百俵財団が支援する海外派遣事業に参加した中・高校生による成果報告を初企画し、リリックホールには約600人が来場。
磯田市長は「夢や希望は私たちの未来にあるもの。今年を“新しい米百俵”元年と位置付け、未来を見据えた人づくりと投資に市民挙げて取り組みましょう」と呼び掛けました。
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