長岡空襲の史実と平和の尊さを次世代に伝えるため、空襲体験を題材にした紙芝居「みちこのいのち」を制作しました。
紙芝居は、1歳半の長女・美智子ちゃんを失った故七里アイさんの体験を20枚にまとめたもので、市内の全小学校に配り平和学習に活用します。
七里さんが当時住んでいた学区の表町小学校で2月6日、新潟ひょうしぎの会の今井和江さんが5・6年生に披露。磯田市長が児童に紙芝居を贈りました。
6年生の池田るりこさんは「怖い場面もあったけど、(史実から)目を背けてはいけないと思いしっかりと聞きました。戦争をしてはいけないと強く思いました」。
空襲体験者の山谷恒雄さんは「語り部が高齢になり減っていく中で、紙芝居などに託しながら伝えていくことが大切」と話していました。
紙芝居は各図書館と戦災資料館で借りることができます。
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