2021年12月20日
令和4年3月31日をもって、公立大学法人長岡造形大学理事長 水流 潤太郎(つる じゅんたろう)氏が任期満了により退任します。ついては 佐々木 順子(ささき じゅんこ)氏を次期理事長に内定しました。
なお、次期理事長の任期は、令和4年4月1日から令和8年3月31日までです。
※ 公立大学法人長岡造形大学は、理事長と学長を別に任命しており、理事長については、地方独立行政法人法に基づき、設立団体の長である長岡市長が任命します。
磯田長岡市長のコメント
長岡造形大学は、平成26年4月1日に公立大学法人化しました。その年の9月1日から水流氏に理事長にご就任いただき、今日まで約7年にわたり大学運営の指揮をとっていただきました。
この間に社会は大きく変化をとげ、今なお続く新型コロナウイルスの感染拡大など、難局を乗り越え大学の発展に寄与していただき、大変感謝しております。
後任の佐々木氏は、日本アイ・ビー・エム株式会社を始め、多くの民間企業の経営を経験し、IT産業界にも広いネットワークを有していることから、これから長岡造形大学が目指すデジタルデザインの分野の強化に力を発揮していただけるものと期待しております。
また、国際的な視野も長けていること、これまで人材育成やダイバーシティ推進にも積極的に取り組み、多くの次世代リーダーを育成してきた経験もあり、新しい時代の地域を担う人材の育成に努めていただきたいと思っております。
水流潤太郎理事長のコメント
長岡造形大学は、公立化に伴い全国から学生が集まる大学となりました。これからも豊かな発想力・構想力などデザインの大学ならではの特色を活かして、多くの教育機関が集積する長岡の魅力と強みを磨くことに、よく貢献してほしいと願っています。そのためにも、令和5年4月の学科再編を機に、デザインと科学技術の融合など教育研究内容をさらに充実し、社会の幅広い領域で活躍するデザインの人間を育ていくことを期待します。地域社会の皆様には、この間にいただいた温かいご支援に厚く御礼申し上げます。
佐々木順子次期理事長のコメント
このたび、長岡造形大学の理事長を拝命することになりました。
建学の理念「造形を通して真の人間的豊かさを探求し、これを社会に還元できる創造力を備えた人材を育成する」に深く共感いたします。大学運営に関われることに大きな喜びを感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。
価値観が多様化する今の時代、デザインの重要性は高まるばかりです。デザインの大きな可能性をビジネスの現場でたびたび感じてきました。この観点で社会に貢献できる魅力的な人材を輩出できるよう、長岡造形大学の発展に寄与したいと考えております。
また、これまでの経験を生かして、卒業生の活躍の場を広げ、多様性を拡大して活気に満ちた学びの場にするために尽力してまいります。どうかよろしくお願いいたします。
【参考法令等】
○地方独立行政法人法(抜粋)
第七十一条
8 公立大学法人(第一項ただし書の規定により、当該公立大学法人が設置する大学の全部について、学長を理事長と別に任命するものとされているものに限る。)の理事長は、第十四条第一項及び第三項の規定にかかわらず、第六項に規定する者のうちから、設立団体の長が任命する。
○公立大学法人長岡造形大学定款
第8条 法人に、役員として、理事長1人、副理事長2人、理事3人以内及び監事2人以内を置く。
第9条 理事長は、法人を代表し、その業務を総理する。
第10条 理事長は、市長が任命する。
報道発表資料 (PDF 239KB)
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