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トップ > くらし・手続き > 河川・砂防 > 河川に関する用語集

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河川に関する用語集

最終更新日 2020年2月21日

用語 解説
右岸・左岸(うがん・さがん) 河川を上流から下流に向かって眺めた時、右側を右岸、左側を左岸と呼びます。
川表・川裏(かわおもて・かわうら) 堤防を境にして、水が流れる方を川表、住居や農地がある方を川裏と呼びます。
河川区域(かせんくいき) 一般に堤防の川裏の法尻から、対岸の堤防の川裏の法尻までの間の河川としての役割をもつ土地を河川区域と呼びます。河川区域は洪水など災害の発生を防止するために必要な区域であり、河川法が適用される区域です。
堤内地・堤外地(ていないち・ていがいち) 堤防によって洪水氾濫から守られている住居や農地のある側を堤内地、堤防に挟まれて水が流れている側を堤外地と呼びます。昔、日本の低平地では、輪中堤によって洪水という外敵から守られているという感覚があり、自分の住んでいるところを堤防の内側と考えていたといわれています。
流域(りゅういき) 降雨や雪解け水などが地表や地下を通って、その川に流れ込んでいる全地域をさします。
水系(すいけい) 同じ流域内にある本川、支川、派川とこれらに関連する湖沼を総称してこう呼びます。
放水路(ほうすいろ) 河川の途中から新しく人工的に開削し直接海または、他の河川に放流する水路のことで「分水路」と呼ばれることもあります。
本川(ほんせん) 流量・長さなどが最も重要と考えられる、あるいは最長の河川のことを呼びます。
支川(しせん) 本川に合流する河川のことをいいます。さらに本川に直接合流する河川を「一次支川」、一次支川に合流する河川を「二次支川」と呼びます。つまり長岡市では、本川は信濃川、一次支川は猿橋川や黒川など、二次支川はそれに合流する稲葉川や道満川になります。
捷水路(しょうすいろ) 河川の湾曲部を矯正して、洪水を安全に流下させるため開削した水路です。
排水機場(はいすいきじょう) 洪水時に市街地内の雨水などをポンプを動かして河川に排出するための施設です。長岡市では松葉2丁目にある柿川排水機場が有名です。この施設は信濃川の水位が高くなって、柿川に逆流する可能性が出てきた時、合流点にある水門を閉め、ポンプによって柿川の水を信濃川に吐き出す施設です。
堰(せき) 農業用水・工業用水・水道用水などの水を川からとるために設けられる施設です。河川を横断して水位を調整します。長岡市では妙見町にある妙見堰が有名です。この堰は3つの大きな役割があります。1つ目は河道改修と取水位の保持。2つ目はJR発電放流の逆調整。3つ目は国道17号バイパス橋梁の架橋の役割を果たしています。
輪中堤(わじゅうてい) ある区域を洪水から守るために、その周囲を囲むようにつくられた堤防です。木曽三川下流の濃尾平野の輪中が有名です。
越流堤(えつりゅうてい) 洪水調整の目的で、堤防の一部を低くした堤防です。増水した河川の水の一部を調整池などに流し込むことで水害を抑制します。
遊水地・調節池(ゆうすいち・ちょうせつち) 洪水を一時的に貯めて、洪水の最大流量を少なくするための区域のことをいいます。
水制(すいせい) 河川の水による浸食等から川岸や堤防を守るために、水の流れる方向を変えたり、水の勢いを弱くすることを目的として設けられた施設です。形状は様々なものがあります。
霞堤(かすみてい) 堤防のある区間に開口部を設け、その下流部の堤防を堤内地側に伸ばし、上流の堤防と二重になるようにした堤防です。平常時には堤内地からの排水が簡単にでき、又上流で堤内地に氾濫した水を開口部よりすみやかに戻し、被害の拡大を防ぎます。
二線堤(にせんてい) 万一本堤が破損した場合、これ以上の洪水の氾濫を防ぐために、堤内地に築造される堤防です。
樋門・樋管・水門(ひもん・ひかん・すいもん) 堤内地の雨水や水田の水などが水路を流れて大きな川に合流する際、合流する川の水位が高くなった時に、その水が堤内地に逆流しないように「樋門・樋管・水門」が設けられています。
計画高水位(けいかくこうすいい) 河川の計画を立てるときの基本となる水位。川の堤防工事などの基準で、堤防が完成した際に、その堤防が耐えられる最高の水位。
危険水位(きけんすいい) 洪水により破堤等の災害や浸水被害の恐れがある水位。危険水位に達する恐れがある場合には、水防団、関係行政機関および放送機関・新聞社等の協力を得て地域住民の方々へ洪水警報を発表します。
警戒水位(けいかいすいい) 洪水に際し、水防活動の目安となる水位。警戒水位に達し、なお上昇の恐れがある場合、水防団による堤防の巡視など、水防活動を行います。信濃川の長岡観測所における警戒水位は20.00mとなっています。
指定水位(していすいい) 洪水に際して、水防活動の準備を行う目安となる水位。指定水位に達すると、水防団は出動人員の配置や機材の準備を行います。信濃川の長岡観測所における指定水位は19.00mとなっています。
一級河川(いっきゅうかせん) 国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定したものに係る河川で、国土交通大臣が指定したものをいいます。管理は国が直接行う直轄管理区間と、国が県に委託して、県が管理を行う指定区間があります。
二級河川(にきゅうかせん) 一級河川以外の水系で公共の利害に重要な関係があるものに係る河川で、都道府県知事が指定したものをいいます。
準用河川(じゅんようかせん) 一級河川及び二級河川以外の河川で市町村長が指定したものをいいます。
普通河川(ふつうかせん) その他の河川、水路のうち自然河川のみ用いる場合、用水路を除く河川、排水路に用いる場合等様々な範囲で使用されており、明確には定義された用語になっていません。
用悪水路(ようあくすいろ) 一般的に家庭の雑排水が流れる水路のことをいいます。

このページの担当

河川港湾課
〒940-0062 新潟県長岡市大手通2-2-6(市民センター)
TEL:0258-39-2233  FAX:0258-39-2273

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