最終更新日 2023年9月6日
非核平和宣言都市である長岡市は、若い世代の人たちから、戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考えてもらうため、毎年8月6日に開催される「広島平和記念式典」に市内の中学生代表を派遣しています。
令和2年から令和4年まではウイルス禍により中止していましたが、4年ぶりの派遣となった今年は、16校から25名が参加し、8月5日(土)~8月7日(月)の3日間広島に滞在しました。
1日目(8月5日)
核兵器廃絶と人類の平和を求める誓いのシンボルとして、ユネスコの世界遺産に登録されている原爆ドームや平和記念公園内の慰霊碑等を見学しました。
8月1日に長岡市で開催した「平和祈念式典」で市内小学生から託された折り鶴を広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」に捧げました。
2日目(8月6日)
広島平和記念式典に参加。国内外から約5万人が参加しており、生徒たちは真剣な面持ちで、原爆で亡くなられたかたがたを慰霊し、世界の恒久平和を祈りました。
元安川で行われた「とうろう流し」に参加しました。
生徒たち1人1人が、灯ろうにメッセージを書き、平和や慰霊の想いを込めて元安川に流しました。
3日目(8月7日)
広島平和記念資料館を訪れ、被爆者の遺品や被爆の惨状を伝える資料を見て、被爆の実相を学びました。生徒たちは、真剣なまなざしで見学していました。
報告会(8月19日)
8月19日にまちなかキャンパス長岡で広島平和記念式典派遣事業報告会を開催しました。生徒たちは8月6日という特別な日に広島市を訪れ式典に参加したこと、3日間を通して平和について考え学んだことをグループごとにまとめ、発表しました。
発表の中では世界を平和にするためには自らが行動に移すことが大切である、今回広島で学んだことを1人でも多くに人に伝えていきたいといった意見や感想がありました。
この広島平和記念式典派遣事業をきっかけに、平和な世界を築くために、1人1人が自分に何ができるのか考え、行動してくれることを期待しています。
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