最終更新日 2017年4月1日
栃尾旧ごみ処理施設(平成9年12月閉鎖済み、長岡市楡原655-1)の解体工事実施設計の過程で行ったダイオキシン類汚染状況詳細調査の結果、敷地内土壌調査4か所中1か所から基準値を超えるダイオキシン類が検出されました。その対応について、お知らせします。
概要
■検出されたダイオキシン類の最大濃度
○ 1,200pg-TEQ/g(環境基準値:1,000pg-TEQ/g)
■汚染原因
栃尾旧ごみ処理施設(昭和42年3月~平成9年12月)は、焼却灰を比礼埋立処分場に搬出していました。ただし、冬季間だけ施設構内の一角のコンクリート舗装面に仮置きし、雪解けを待って全量を埋立処分場に搬出することとしていました。この仮置きしていた焼却灰の一部が、付近の露出土壌に混入したと考えております。
市の対応
焼却灰を仮置きした状況から、汚染区域は狭い範囲に限られると推定されるため、現時点では、直ちに周辺住民に健康被害を与えることはないと考えております。そこで、当面、次の対応を行います。
(1) 施設構内の焼却灰仮置場所及び汚染土壌が確認された周辺の土壌の詳細調査、周辺地下水及び河川水の水質調査(結果判明まで約3週間)
(2) 地元の楡原地区(約324戸)の区長、刈谷田川漁協組合長へ現況を説明します。(9月4日中)
(3) 調査結果で判明した汚染区域内の土壌漉き取り処分
【参考】ダイオキシン類とは
物の焼却の過程などで発生する物質で、人体への影響が懸念されている物質です。
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