明治32年、有志が「菅畑伶人団」を結成し、村の鎮守諏訪神社に奉納したのが始まりで、年々活動は盛大になりました。
太平洋戦争で団員が出征したため、昭和19年やむなく中断となり、戦後再開されましたが、社会情勢の変化もあり、昭和40年秋をもって中止となりました。
その後、昭和51年に「菅畑太々神楽保存会」として復活し、活況を呈していましたが、後継者不足が深刻となり、子ども育成会と一体となって継承活動を続けています。
昭和57年から始めた「菅畑ふるさとまつり」で豊作を祈願して「五穀散」(百姓舞)を上演しています。
神社の例祭は4月16日・9月16日ですが、近年この日に近い日曜日に神楽殿で奉納されています。演目は「福神」・「天川」・「大蛇舞」・「稚児舞」など24座あり、古風で素朴ながら優雅な舞を伝えています。
<長岡市指定文化財>