民生委員・児童委員は、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行うボランティアです。
また、民生委員・児童委員は、福祉に関する困りごとを抱える住民に対して、関係機関への「つなぎ役」になります。
悩みごと、相談ごとのある方はだれでも、お気軽に地区の民生委員・児童委員へご連絡ください。民生委員・児童委員には守秘義務があり、相談内容の秘密は守られます。安心してご相談ください。

民生委員は社会奉仕の精神をもって、【ココ大事】⇒地域住民の一人として、住民の立場に立って相談に応じ必要な助言を行う人です。
福祉の増進に努める無報酬のボランティアで、決められた地区で高齢者の見守りや地域サロンの運営等を行います。また、生活困窮の状況や独居世帯の病気など、「見守りの範囲を超える案件」が生じた際は、行政などの関係機関へつなぎます。

民生委員の配置は新潟県の条例で定められており、【ココ大事】⇒長岡市の定数は全市で561名となっています。また、長岡市は34地区に分類されており、34名の地区会長が地域の民生委員活動を運営しています。
市内の全ての民生委員は「長岡市民生委員児童員協議会」に所属しており、毎月1回「地区会長会」と呼ばれる定例会に出席し、活動の情報交換をしています。

民生委員は、【ココ大事】⇒地域の推薦を経て厚生労働大臣が委嘱する非常勤特別職の地方公務員という身分です。
日頃の見守り活動等を行う中で、要援護者の私生活に立入り、その一身上の問題に介入することが多いことから、法的守秘義務が課せられています。
個人情報を守る意識の高い、身近な「地域住民の一人」ですので、まずは安心してご相談ください。

民生委員は地域住民の一人として地域のために活動する委員のため、就任するには地域の町内会長からの候補者が必要です。任期は3年間となっており、現民生委員の任期は令和4年12月から令和7年11月末までとなっています。
民生委員は「地域住民の一人」として活動しておりますので町内会長の皆様に、民生委員の交代等の際には【ココ大事】⇒「地域のわがごと」として、推薦のご協力をお願いしています。

簡単に整理すると次のとおりです。（一例です。）
地域：日頃から地域で行うゴミステーション等の管理や地域防災、地域行事など
民生委員：【ココ大事】⇒地域の相談役であり、カバーできない事案に関する関係機関へのつなぎ役など
行政：警察や消防、介護保険や生活保護などの行政サービス
　出前講座の実施による地域への民生委員活動の普及啓発　など

※ 民生委員は支援が必要な方に対する「相談役」であることから、話し方、行政用務、個人情報の取り扱いなどの各種研修を受講しています。ただし【ココ大事】⇒直接支援を行う（ゴミを捨てる、家の掃除する、雪ほりするなど）存在ではありません。

民生委員法第10条に、民生委員には「給与を支給しない」と規定されているため無報酬です。しかし活動には交通費等がかかりますので、【ココ大事】⇒実費弁償として活動費が支給されています。

【ココ大事】⇒使途は民生委員活動に必要な交通費、旅費、コピー代等に限定されています。（何にでも使えるものではありません）