最終更新日 2024年8月1日
長岡市消防本部では、各種災害に対応するために、消防ポンプ自動車をはじめとする消防車両78台を保有しています。ここでは、主な車両についてご紹介します。
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保有車両紹介
-はしご付消防ポンプ自動車-
この車両は、中高層階のマンションやビルなどの高所での消火活動や人命救助で活躍します。はしごの高さは最大で40m、起立角度は75°から-10°まで可動し、低所へのアプローチも可能です。はしごの先端を支持したブリッジ設定の場合、等間隔で最大10名の悌上昇降ができます。
-屈折はしご付消防自動車-
この車両は、基部側が3段伸縮式で、その先に屈折ブームが設けられています。先端にあるバスケットに塔乗し、高所での人命救助・消火活動を行います。
はしごの高さは最大25mで、最大作業半径は16.5mです。この作業半径と屈折機構を組み合わせ、電柱や電線、屋上フェンスなどの障害物を避け、建物への柔軟な架梯が可能です。
また、バスケットには、リモコン式電動放水銃・リモコンカメラを搭載し、基部操作台から遠隔操作して、無人状態での梯上放水が可能です。
-司令車-
この車両は、上級指揮者が災害現場に急行し、消防活動及び部隊を指揮統制するための車両です。
災害現場から消防本部等へ連絡する通信機器及び車両運用端末装置を装備しており、車両の上部には、資機材搬送用の大型ルーフキャリアを設けました。また、車両の後部には、トレーラーヒッチメンバーを取り付け、救命ボートの搬送が可能な車両です。乗車人員を7名までとし、資機材及び人員輸送が可能な多目的司令車です。
-指揮隊車-
この車両は、災害活動現場にて指揮本部となる車両です。出動する部隊が組織的かつ効率的に活動できるよう指揮を執り、災害現場から消防本部などの関係機関へ情報を送信する通信機器を装備しています。
-資機材搬送車(重機搬送車)-
この車両は、大型トラックシャシをベースに重機を積み降ろすための車体昇降装置を備えた車両です。
専用の積載枠を設け、重機とともにアタッチメントも搬送します。重機は活動状況に応じて土砂等を掘削するバケットのほか、木材や石材等をつかむフォーク、コンクリート等を破砕するブレーカーや鉄筋等を切断するカッターに交換することができます。
-訓練指導車-
この車両は、市民に対して消火技術及び火災予防意識の向上のため、避難訓練や自主防災会の訓練などに使用します。訓練用の水消火器や防火広報用のビデオを放映するためのテレビなどを積載し、動く防災教室といえる車両です。
-ボートトレーラー-
この車両は、河川、湖沼、海などにおける水難救助活動、洪水時における避難者の救助の際に現場までボートを搬送します。自走することができないため、ほかの車両で牽引し災害現場へ向かいます。
保有車両台数内訳
消防ポンプ自動車 | 12台 | 司令車 | 4台 |
水槽付消防ポンプ自動車 | 9台 | 指揮隊車 | 2台 |
化学消防ポンプ自動車 | 2台 | 査察広報車 | 14台 |
はしご付消防ポンプ自動車 | 1台 | 連絡車 | 1台 |
屈折はしご付消防自動車 | 1台 | 資機材搬送車 | 6台 |
救助工作車 | 4台 | 訓練指導車 | 1台 |
高規格救急自動車 | 18台 | ボートトレーラー | 3台 |
合計 | 78台 |
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