元和4年(1618)に牧野家が長岡藩主となって300年目にあたる大正6年(1917)の5月20日から5月29日まで開催された。
主催者は、長岡開府三百年祭記念会(総裁は子爵牧野忠篤、会長は長岡市長河島良温)。
会期初日の祭典に始まり、遺物展覧会、新潟県郡市連合物産共進会、飛行大会など、市内各所で様々な催しが行われた。
北越戊辰戦争から48年目、長岡空襲の28年前。
官民一体、市民協働で盛り上げる長岡開府三百年祭は、時代を回顧・展望し、近代都市長岡の力量を全国に情報発信する一大行事であった。