長岡開府400年記念事業実行委員会 会長(長岡市長)磯田達伸 あいさつ
長岡開府400年記念事業実行委員会
会長(長岡市長)磯田達伸
長岡開府400年「次の百年へ 新しい米百俵」
未来を切り開く、人づくり・まちづくりの新たなスタート!
いよいよ長岡開府から400年の節目の年を迎えました。長岡が歩んできた歴史に思いをはせ、長岡で暮らすことに誇りと喜びを感じることができる一年になるよう、気持ちを新たにしています。
【人づくりの精神が息づくまち長岡】
日本も世界も大きな変化の時代にある今、AI(人工知能)に代表される技術の爆発的な発展の先に、どのような社会が実現するのか誰も予測できません。400年の歴史を振り返るとき、我々に求められることはやはり「米百俵の精神」ではないでしょうか。時代の変化に向き合い乗り越えるための「人づくり」こそ、長岡が取り組むべきことだと考えます。
【イノベーションとその先にあるもの】
長岡市は今、イノベーションの創出に挑戦しています。長岡版イノベーションは、新旧を問わずさまざまな技術や考え方を活かし、英知を結集してよりよい社会を先取りするとともに、産業を活性化させ、若者が希望を持って働ける場を創り出すことが目的です。市民の総力を挙げて日進月歩の技術の進歩を確実につかみ、新しい時代に自らの足で立つことができる人材を育むことが重要な使命と考えています。
子どもの夢を将来の仕事につなげる「しごと体験ランド」。学びたい意欲に発展的に応えていく「プログラミング教育」や「ロボコン教室」。起業・創業の芽を大きく育てるアイデアコンテストやビジネスパートナーとの出会いの場の創出。そして最先端のAI技術やデザイン思考の導入促進など、子どもや若者から大人まで切れ目なくさまざまな機会をつくり、新しい時代を担う長岡の人材を養成します。
【新しい米百俵へ】
このたび、長岡の知の基盤である3大学1高専が結束し、長岡版イノベーションに向けた力強いエンジンとなる決意を表明してくれました。産業界・市民団体・金融機関など、あらゆる市民が連携して、確実に歩みを進めたいと思います。
今こそ、先人が残した人づくりの精神を呼び覚まし、次の100年にも長岡の誇りを残すため、一致団結して「新しい米百俵」を創っていきましょう。
開府400年記念事業イメージ