(設置)

第1条　本市は、秋山孝の美術作品の展示等を通じ文化振興を図るとともに、観光による地域の活性化及び交流人口の増加に資するため、観光交流施設を設置する。

(名称及び位置)

第2条　観光交流施設の名称及び位置は、次のとおりとする。

(施設)

第3条　秋山孝ポスター美術館長岡(以下「ポスター美術館」という。)の施設は、次のとおりとする。

(行為の制限)

第4条　ポスター美術館の施設においては、次に掲げることをしてはならない。

(専用使用の許可)

第5条　ポスター美術館の施設を専用使用しようとする者は、市長の許可を受けなければならない。

(使用の許可の条件等)

第6条　市長は、ポスター美術館の施設の管理上必要があると認めたときは、前条第1項に規定する使用の許可(以下「使用許可」という。)に条件を付すことができる。

(使用の変更)

第7条　使用許可を受けた使用者(以下「使用者」という。)は、その使用許可に係る事項について変更(軽微なものを除く。)をしようとするときは、市長の許可を受けなければならない。

(許可の取消し等)

第8条　市長は、次のいずれかに該当すると認めたときは、使用許可を取り消し、又は使用の制限若しくは使用の停止を命ずることができる。

(使用料)

第9条　使用者は、別表に定める使用料を前納しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めたときは、この限りでない。

(使用料の減免)

第10条　市長は、特に必要があると認めたときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

(使用料の還付)

第11条　既納の使用料は、還付しない。ただし、市長が特別な理由があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。

(特別の設備)

第12条　使用者は、使用許可に係る施設の使用上特別の設備をし、又は変更を加えようとするときは、あらかじめ市長の承認を受けなければならない。

(権利譲渡等の禁止)

第13条　使用者は、許可を受けた目的以外の目的に使用し、又はその権利を譲渡してはならない。

(原状回復の義務)

第14条　使用者は、ポスター美術館の施設の使用を終了したとき、又は第8条第1項の規定により使用許可を取り消され、若しくは使用の制限若しくは使用の停止を命ぜられたときは、直ちに使用した施設を原状に復さなければならない。ただし、市長が原状に復することが不適当であると認めたときは、この限りでない。

(損害賠償)

第15条　使用者又は入館者は、故意又は過失によりポスター美術館の施設又はその展示物、設備、器具等を破損し、又は滅失したときは、市長が定める額を賠償しなければならない。

(指定管理者による管理)

第16条　市長は、ポスター美術館の管理に関する業務を地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。

(指定管理者の管理基準)

第17条　前条第1項の規定により指定管理者にポスター美術館の管理を行わせる場合(以下「指定管理者に管理を行わせる場合」という。)における開館時間、休館日その他ポスター美術館の管理及び運営に必要な事項は、規則で定める基準に従い、ポスター美術館の利用形態、使用者の利便等を勘案して、市長の承認を得て指定管理者が定める。

(利用料金)

第18条　指定管理者に管理を行わせる場合は、ポスター美術館の施設を専用使用しようとする者は、第9条の規定にかかわらず、利用料金を指定管理者に納入しなければならない。

(読替規定等)

第19条　指定管理者に管理を行わせる場合における第4条、第5条第1項、第6条、第7条第1項及び第3項並びに第8条から第12条までの規定の適用については、これらの規定中「市長」とあるのは、「指定管理者」とする。

(委任)

第20条　この条例の施行に関し、必要な事項は、規則で定める。