雪に強い小国町宣言

雪国の「暮らし」は「暗し」とも言われてきました。豪雪地にある小国町は、産業・経済・文化等あらゆる分野において、厳しい自然条件の下に置かれています。

特に、町民の日常生活は、この「豪雪」が大きな「不安と障害」になっております。この宿命的な豪雪を克服することが、我が小国町発展のかなめの一つであり、全町民あげて英知を結集し、無雪道路網の拡充を基本に据えて、諸施策の推進に鋭意努力してきました。

しかし、現状では、屋根雪処理や集落間の格差是正等、安全で快適な生活環境づくりへの課題が多くあります。

雪と調和した住みよい小国町を築くためには、今後更に雪と闘い、これを克服し、そして雪に親しみながら雪を資源として利用するなど、文字通り「雪に強い町づくり」を将来にわたって、一層の努力を傾注しなければなりません。

この理想実現のため、全町民が力を合わせてまい進することを誓い、ここに「雪に強い小国町」を宣言します。