市発注工事の入札に関する情報を漏えいした事件を厳粛に受け止め、「長岡市職員倫理に関する検討委員会」と「長岡市入札・契約制度に関する検討委員会」からの提言に基づき、長岡市職員倫理・行動指針の策定や、入札・契約制度の見直しを行うなど、不祥事が二度と繰り返されることのないよう、再発防止の取組みを徹底し、市政に対する市民の信頼を回復するために全力を尽くします。
「長岡市職員倫理に関する検討委員会」の提言(概要)
同委員会では、今回の事件の要因は、法令を遵守するという公務員としての基本的な倫理観が職員に欠如していたことに加え、地域の要望会をはじめとした各種会合をきっかけとして、職員が議員やその秘書と密接な関係性を生み、強い働きかけを断れない状況となったことにあると考えました。
これらを踏まえ、再び同様の事件が起きないようにするため、職員の倫理意識の向上を図る方策をはじめ、利害関係者及び議員等との適正な関わり方や、不当な要求行為に応じないための方策や仕組みについてまとめました。
「長岡市入札・契約制度に関する検討委員会」の提言(概要)
同委員会では、事件の再発防止を目的とし、競争性と工事品質の確保を図りつつ、公正性と透明性のより高い入札・契約制度を構築するため、変動型最低制限価格制度の導入や指名停止措置基準の厳格化、「長岡市安全安心地域づくり工事」の実施手法の見直しといった方策についてまとめました。