かつて大型店舗や事業所などが並び、多くの人でにぎわう市の中心市街地として発展した長岡駅周辺。しかし、平成に入ると車社会の進展や郊外の土地開発により、店舗が相次いで閉店しました。
そこで市は、中心市街地の活力向上のため、「アオーレ長岡」など公共サービス機能をまちなかに再集積。イベントや市民活動の場としても広く利用され、まちなかに人を呼び戻しました。
昨年7月には「米百俵プレイス西館」がオープン。人材育成と産業振興、イノベーションの拠点「ミライエ長岡」では、世代や分野を超えた交流が生まれています。令和8年度に開館予定の東館には、中高生の居場所を設け、若者の個性や可能性を引き出すプログラムを行うほか、商工会議所や市商工部などが入居。まちなかで優れた人材の育成と地域経済の活性化を促進し、市全域の発展につなげます。
米百俵プレイス東館の工事が本格的に始まります。旧北越銀行本店をリノベーションし、大手通りの風景として人々の記憶に残る外観や天井の高い1階フロアなどを継承。歴史ある建物に新たな価値を吹き込み、後世に残します。工事中はご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。
\東館の一部を紹介/
企業の展示会や国際交流センター「地球広場」のイベントなどを開催する1階の吹き抜け空間
緑豊かで公園のような3階の屋内広場
最大300人を収容
3つの大型スクリーンを備える2階のホール
(令和5年)
対前年比 1.6倍
(令和4年度以降)
20
(令和4年度以降)
138
(令和3年度以降)
5
(令和5年度以降)
17
(令和4年度以降)
4
※3月22日時点の情報です
多様な交流を生み
まちを盛り上げたい
「assemble(アッセンブル)長岡」
コミュニティマネージャー
秋田 峻佑(しゅんすけ)さん
私たちのコワーキングスペースは、スタッフが利用者の起業やイベント企画などに積極的に関わることが特徴です。駅からのアクセスも良く学生が集まるこの場所なら、私たちの空間で新たな発見や活動の広がりが生まれると思いました。市内外から訪れるみなさんの活動を全力でサポートし、自分の個性が発揮できる場としてまちなかを盛り上げていきたいです。