【問】財政課 ☎ 0258-39-2209
令和6年度は、人材育成や産業振興をより進展させ、地域力の向上や経済の成長を通じて、安全安心に暮らせる明るい未来へ向けたまちづくりを進めます。
社会情勢がますます混迷する中、価値観や生活様式の多様化、急速に進むAI(人工知能)の普及や技術革新など、私たちを取り巻く環境はかつてないスピートで変化しています。こうした変化に対応するため、「DX※」「女性活躍の推進と多様性の確保」「新しい価値の創出」の視点をこれまで以上に意識し、地域の課題に取り組みます。
長岡に息づく「米百俵の精神」や「市民協働」。今こそこの原点に立ち返り、オール長岡で一致団結し、明るい未来に向かって着実に歩みを進めます。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)…デジタル技術を取り入れ、市民生活や行政サービスをより良く変化させること
1災害に強く誰一人取り残さない 安全安心なまちづくり
能登半島地震の教訓を踏まえ、災害への備えを強化。子どもから高齢者まで安全安心に暮らせるまちづくりを進めます。
2「新しい米百俵」による人材育成と産業振興「長岡版イノベーション」の推進
新しい学びの場を整備し、未来を担う人材を育成。新産業の創出や産業界のDX、循環型社会への対応を進めます。
3長岡を元気にする活動の推進と魅力の発信
誰もが生き生きと活躍できる機会を拡大。長岡が誇る歴史や文化、観光資源を活かしたまちづくりを進め、交流・定住人口の増加を図ります。
4効率的で持続可能な行政運営
行政サービスの質の向上を図りながら、業務の効率化などに取り組み、持続可能な行政運営を進めます。
1災害に強く誰一人取り残さない安全安心なまちづくり
■配慮を要する子どもと保護者への支援体制の充実 1億8,875万円
発達支援に特化した専門職を配置し、保育園などへの訪問を強化します。
■不登校児童生徒への支援体制の充実 4,802万円
■子ども食堂や放課後児童クラブを支援➡P31 5億4,159万円
■健康寿命の延伸に向けた取り組みの充実 3,580万円
健康アプリを活用し、血圧などの管理やウオーキングでポイントを貯めながら運動習慣の定着を図る「ながおかウェルネス事業」をスタート。管理栄養士の相談や高齢者向けのeスポーツ体験会で健康づくりに参加できる機会を拡大します。
■ひきこもり相談・支援を強化 578万円
ひきこもり相談支援室を開設し、新たな居場所づくりや家族会との連携を強化します。
■質の高い介護サービスを確保 1,350万円
介護事業所の見守り機器導入費用の支援などを実施します。
■高齢者福祉の充実 3,434万円
地域包括ケアシステムや認知症施策を推進します。
■生活道路の修繕工事を加速 1億5,000万円
■大積スマートIC(インターチェンジ)(仮称)と周辺道路を整備 10億7,460万円
■鳥獣被害対策を強化 3,025万円
■集落支援員や地域おこし協力隊を増員➡P11 2億6,800万円
■与板・川口地域の交流拠点施設を整備 2億1,450万円
■津波対策を強化 2,909万円
■地域防災力を強化➡P29 4,833万円
避難所の運営体制を強化し、自主防災会の資機材の更新費用を支援します。
■原子力防災を推進➡P15 1,402万円
■震災・水害20周年事業 2,486万円
2「新しい米百俵」による人材育成と産業振興
■企業のデジタル化とDXを支援 5,455万円
官民連携で地元産業界のDXに取り組む体制を整備し、デジタル技術の導入とデジタル人材の育成を促進します。
■留学生のインターンシップを支援 3,029万円
市内企業のデジタル化や国際競争力の強化に向け、外国人人材の受け入れを支援します。
■除雪オペレーターの確保・育成 200万円
大型特殊自動車免許などの取得費用を補助します。
■一般住宅リフォームを支援 ➡P31 5,009万円
■NaDeC BASE(ナデックベース)を中心としたイノベーションの創発 1億825万円
■バイオエコノミーの形成を促進 ➡P13 4,422万円
資源循環を生み出す新たな事業やバイオ技術を活用した付加価値の高い新製品の開発を支援します。
■脱炭素と再エネを推進 2億4,637万円
公共施設への再生可能エネルギー導入を進め、住宅・事業所の太陽光パネル設置などを支援します。
■耕畜連携事業者を支援 100万円
発酵させた枝豆の葉や茎などを家畜の飼料に加工して有効性を検証します。
■学生向け人材育成・交流事業を実施 3,468万円
市内の大学・高専と連携した講座の開催や学生が企画するイベントへの補助で、学生の交流や挑戦を支援します。
■先進技術に対応した人材育成 339万円
AIなどの先進技術を実践的に学ぶ講座を開催します。
■教員が子どもと向き合う時間を確保 1,391万円
教員の業務をサポートするスタッフの配置を拡大します。
■中学校の休日部活動の地域移行を推進 2,453万円
部活動から地域クラブ活動への移行に向けて、地域クラブの運営体制や活動環境を整備します。地域クラブ活動では、子どもたちの健全な育成を優先し、希望する活動ができる体制づくりを進めます。
3長岡を元気にする活動の推進と魅力の発信
■あらゆる分野での女性活躍を推進 997万円
女性の自分らしく元気な活動につながるセミナーの開催やネットワークづくりの支援を行います。
■地域スポーツや障害者スポーツを支える将来の担い手を育成 134万円
中学生から大学生までを対象に、ボランティアなどで選手やチームのサポートを体験する機会を提供。スポーツを支えたい人材を発掘・育成します。
■eスポーツの体験機会と交流人口を拡大➡P30 1,685万円
■悠久山公園を整備 1億6,589万円
園路やふれあい悠園地、野球場のトイレを整備します。
■戦災資料館と明治公園を整備 3億4,690万円
■全国闘牛サミットin長岡大会を開催 700万円
■各種メディアを活用した魅力を発信 2,508万円
テレビやラジオ、SNSなどで市の政策や魅力をPRするほか、市内のイベント情報をAIで収集しウェブサイトで発信します。
■市の魚「錦鯉」のプロモーション 684万円
■ふるさと納税やクラウドファンディングを活用した長岡ファンの獲得➡P14 16億4,659万円
■地域ブランド「越後長岡」を活用した観光事業を推進 2,912万円
宿泊客への名産品プレゼントキャンペーンなどを実施します。
4効率的で持続可能な行政運営
令和2年度に策定した「持続可能な行財政運営プラン」に基づき、行財政全般の再構築に着実に取り組みます。
※プランの詳細は市ホームページで
■粗大ごみ収集のDXを推進 1,300万円
ウェブサイトでの申し込みの際に収集日や料金を確認できるシステムを導入します。