7/1(土)郷土の歴史を伝える

歴史文書館が開館

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 郷土の歴史に関する文書の保存や調査・研究の相談などを行う文書資料室(もんじょしりょうしつ)が、7月に「歴史文書館(れきしぶんしょかん)」としてリニューアルします。市の歴史関連施設の再整備の一環で、旧互尊文庫内から旧サンライフ長岡へ移転。駐車場も確保します。

 移転後の施設では、約22万点に上る歴史文書の公開に加え、閲覧・展示室(右上写真)や講座室、図書室を中心とする利用者エリアを整備。講演会や企画展などを開催し、情報発信を強化します。さらに、歴史関連施設や学校、コミュニティセンターなどとも連携し、郷土の歴史を学ぶ機会を広く市民に提供します。

 これまでの地域史研究と史料保存の経験を活かし、今後も市民の歴史学習と調査・研究を支援していきます。

【問】文書資料室 ☎ 0258-36-7832

郷土のあゆみ、気軽に触れて

現・文書資料室 田中 洋史 室長

現・文書資料室
田中 洋史 室長

 市民ボランティアと共に、歴史文書の保存・活用を図ってきた文書資料室。普段はしまってある史料を、求められたときに提供する“引き出し”のような施設です。今回のリニューアルで、より立ち寄りやすくなります。
 長岡は戊辰戦争と長岡空襲で多くの文化遺産を失いました。歴史文書館は戦禍や災害をくぐり伝えられた貴重な文書も保存しています。子どもから大人まで「何が入っているんだろう」とわくわくしながら、歴史文書に刻まれた郷土長岡のあゆみに触れてほしいです。

開館記念講演会

長岡はなぜ「長岡」なのか
-地名に刻まれた歴史-

日時=7月1日(土)午後2時〜3時30分 講師=長岡工業高等専門学校教授・田中聡さん
定員=40人先着 申込=6月9日(金)〜28日(水)


歴史文書館 施設情報

所在地=長倉西町458-7
開館時間=午前9時〜午後5時
休館日=日・月曜日、祝日、年末年始
※7月1日は午後1時30分から開館します

◀詳しくはこちら
古文書解読講座「古文書のいろは」 日時=7月12日(水)・26日(水)、8月9日(水)午後2時〜3時30分(計3回) 料金=1,000円(テキスト代) 定員=40人先着 申込=6月9日(金)〜7月5日(水)
常設展「虎三郎と弟・雄七郎」  新たに発見された小林虎三郎の晩年の日記を初公開。中央図書館でも関連展示を行います。
日時=7月1日(土)〜29日(土)
湯治中の虎三郎が記した「伊香保日記」。
三島億二郎が訪ねてきた記述があります
長岡空襲体験画パネル展  開館20周年を迎えた長岡戦災資料館(8ページ)所蔵の体験画(複製)を展示します。
日時=7月1日(土)〜8月26日(土)