もっと、つながる、つなげよう

地域の力、で強く

【問】市民協働課☎39・2291、地域振興戦略部☎39・2260
 笑顔があふれる地域を、市民の想いと行動で―。市が進めてきた市民が主役のまちづくりです。持続可能な地域をつくるためには、コミュニティの役割がさらに大切になります。地域活動の様子やそれに携わる人の想いを紹介します。

と人の心が触れ合うコミュニティ(地域社会)をまちづくりの基本に、地域を一番理解している住民による活動を支援してきました。
 さまざまな人や団体による住民主体の活動が地域に根付き、平成17年に支所ごとに設置した地域委員会も3月末で終了。地域課題の解決や住民の声を行政に届けるつなぎ役としての役割を果たしました。

コミュニティ組織が全地域でスタート!
 人口減少や高齢化が進む中、より良い地域づくりのためには、今まで以上に地域のコミュニティ力を高めていく必要があります。
 4月には山古志・越路・和島地域にコミュニティ推進組織(以下、コミ組織)が発足。市内全地域にコミ組織が誕生しました。市では地域課題の解決に向けたコミ組織の取り組みを、新たに支援します。
[⇒予算P4]
 関係団体や外部人材などと連携しながら、地域の力を最大限に発揮できる環境を整え、これからも市民が主役のまちづくりを進めます。

コミュニティの元気が未来を照らす

 子どもから高齢者まで誰もがいきいきと暮らせる地域を目指し、地域委員として活動してきました。17年間で得た一番の財産は、たくさんの人と出会い、つながり、絆ができたこと。どんな活動でも、人との絆の大切さを実感してきました。コミュニティや行政、地域外の協力者などさまざまな立場の人が集まれば、そのパワーはさらに大きくなります。魅力的な地域であり続けるためには、中でも地域コミュニティの元気が欠かせません。役割は変わっても、住民が生きがいと誇りを持って暮らせるよう、地域の仲間たちと協力しながらできることを続けていきます!

3月までの17年間、栃尾地域で地域委員を務めた
星野 正子さん
これからの地域のかたち
 地域委員は小学校の統廃合や防災対策、移動手段の確保など生活に密着した幅広い地域課題の解決に尽力。支所と連携し、地域の声をまとめながらまちづくりの核を担ってきました。
 これからは、行政とコミ組織が一体となり、さらに住みよいまちづくりを目指します。

多くの人や知恵、コミセンに集まる

きがい、やりがい、幸せが見つかる―。コミュニティセンターでは、健康・福祉・子育て・まちづくりなどの専門部会からなるコミ組織を中心に、地域に活気を生み出すさまざまな活動を行っています。まずはコミセン活動に参加し、その魅力に触れてみてください。

地域の未来は、自分たちにかかっている

 今の子どもたちが大人になる10年・20年先まで、愛着ある地元の川口が過ごしやすいまちである保証はありません。だからこそ、今からできることをやろうと思ったんです。ご近所さんとの会話などから気が付く地域の悩みや課題には、人や情報が集まるコミセン活動を通じて自分たちで解決できることがたくさんあります。昨年は高齢者へのスマホ教室や世代を超えた交流会などを開催し、多くの人から喜ばれました。コミュニティへの参加に、資格も年齢も関係ありません。地域のつながりを大切にしながら、一人ひとりが知恵を出し合い、住みよいまちを自分たちの手でつくっていきましょう!

3月までの17年間、栃尾地域で地域委員を務めた
関 達夫さん