あなたが主役のまちづくり!

美しい景観を未来へ

【問】都市政策課☎39・2225
 市は、市民や事業者と共に良好な景観づくりに取り組む「景観アクションプラン」を定めています。 これに基づき、歴史的な建築物の維持・保全や、地域の特性に応じたまちづくりなどを進めています。
 今回、これまでの成果や課題を確認し、本プランを改定しました。 出前講座の実施や情報発信の仕組みづくりの検討などを行い、市民との協力体制を強化します。
 美しく心地の良い景観を次世代につなぐためには、地域の力が欠かせません。 さらなる景観資源の魅力発信に力を入れるとともに、住民主体の活動を後押ししていきます。
まちと調和した建築物を紹介!景観啓発パンフレット
配布場所=都市政策課、アオーレ長岡情報ラウンジ、市ホームページなど

市民の宝物

景観

目に映る風景から感じた印象

1 市の景観重要建造物に指定されている旧機那サフラン酒製造本舗
2 山古志地域・金倉山の中腹にある薬師の陵
3 はちすば通りを散策する和島小学校の児童
4 長岡のシンボルとして親しまれる水道タンク

未来へつなぐ人

自分たちにできることで、
ふるさとの景観を守る

「薬師の陵(おか)」を整備
酒井省吾さん・礼子さん

 中越地震で荒れたふるさとをそのままにしておけないと思い、自分たちにできることをしようと、親子2人で少しずつ花を植え始めました。
 この場所から一望できるのは、山や棚田、集落といった自然と生活が溶け込んだ景色です。主役である山古志の風景を引き立てるのが、私 たちが植えた花の役割。訪れた人に「良いところですね」と言ってもらえることが一番うれしいです。活動を続けられるのは、ふるさとを守 りたい気持ちがあるからこそ。まずは身近にある景観に目を向け、関心を持つことが大切です。


未来を担う世代

身近な景観から、地域の魅力を再発見

 市は昨年10月、和島小学校で景観講座を実施しました(写真3)。景観を切り口に地域への愛着を育み、その魅力を守るために何ができるかを考えるきっかけづくりを行いました。
和島小学校5年生のみなさん