不安を抱える 女性に寄り添います |
意識しなければ気づきにくいけれど、身近な場所に咲いているスミレ――。日ごろ見落とされがちな小さな事柄にも目を向けていきたいという想いを込め、市は「ながおか・スミレプロジェクト」を始めました。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、女性の雇用環境や家庭生活を巡る問題が顕在化。仕事や生活面の不安や孤独・孤立などを抱える女性が増えています。また、経済的な理由などで生理用品を買えない「生理の貧困」も問題になっています。
市は、こうした女性たちを支援するため、多様な市民活動団体のつながりを持つNPO法人市民協働ネットワーク長岡と連携。行政では手が届きにくい対象者に寄り添った支援活動を展開します。
市民ボランティア 田村 恵子さん <左> 荒井 裕美(ひろみ)さん <右> |
紙袋には、「ひとりじゃないよ」と書かれたプロジェクトのチラシを同封しています。この言葉を必要とする人に届けたいという想いを込めて梱包をしました。
本当に困っている人は、なかなか声を上げられません。スミレプロジェクトは、つらい気持ちを抱える人が助けを求めるきっかけになると思います。また、多くの人がそうした人の存在を意識し、手を差し伸べることにつながってほしいです。
生理用品を無料で配布
●市の窓口
場所=市民協働センター、男女平等推進センターウィルながおか、
市役所なんでも窓口、科学博物館受付、各支所
● 市内の全小・中学校、総合支援学校・高等総合支援学校
●フードバンク長岡などの団体を通じて配布
気軽に何でも相談を
「どこに相談したら良いかわからない」など、何でもお問い合わせください。
専用電話 TEL 080-9691-7830(なやみゼロ)
時間=午前10時〜午後4時
(土曜日は午後3時まで。日曜・祝日、12月29日〜来年1月3日は除く)
場所・問い合わせ=市民協働センター TEL 39-2020 FAX 39-2900
想いを共有する居場所布
小人数での会話やミニコンサート、コミュニティカフェなど、安心して参加できる交流イベントを開催し、女性の居場所づくりを進めます。 | ▲最新情報は こちら |