社会や経済、環境など、世界共通で取り組む目標として国連が掲げる「持続可能な開発目標( Sエ スディージーズDGs)」。この達成に向けた長岡技術科学大学の取り組みが注目されています。
平成30年から、17ある目標の一つ、ゴール9「産業と技術革新の基盤!つくろう」のハブ(拠点)大学に任命されている技大。引き続き令和6年まで、2期連続で選ばれました。
ハブ大学は、目標ごとに世界で1校ずつ選出。技大はSDGsの達成に向け、世界の大学をけん引する役割を担います。
国内でも、SDGs達成に向けた科学技術教育の理解増進と普及啓発の実績が評価され、文部科学大臣表彰を受賞。活動に携わった、教授の山口隆司さん、同大国際産学連携センターUEAの勝身麻美さん、前教授の市坪誠さんが選ばれました。
技大教授・山口隆司さん(右)、 |
水資源を利活用!地域・世界に発信 令和元年12月に設立した「長岡水イノベーション・ハブ」は、水や土壌をテーマに地域の課題解決と新しい産業の創出を目指しています。養鯉施設の水環境の改善や、雨水を生活用水として使えるろ過装置の開発など、企業や海外向けにも提案。SDGsの達成につながる水資源の利活用を進め、産学官金が一体となった技術開発や人材育成に貢献しています。 |
SDGsを身近に!楽しみながら学ぶ クイズやすごろくなど、楽しみながらSDGsを学ぶことができる教育ゲームを作成。教育機関への協力や、企業や市民向けの講演会の開催など、SDGsに触れる機会を提供しています。SDGsの認知度を高め、“身近なもの”という意識を広める活動を進めています。 |
【問】 産業イノベーション課 TEL 39-2402