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原子力発電所の安全徹底へ

厳格に対応

【問】 原子力対策安全室 TEL 39-2305


 県内全市町村で構成する「市町村による原子力安全対策に関する研究会」を4月23日に開催し、東京電力や国、県に対し、質問や要望を行いました。
 IDカードの不正使用や核物質防護設備の一部機能喪失、安全対策工事の一部未完了と、不適切事案が相次いだ柏崎刈羽原子力発電所。代表幹事の磯田市長は「住民に不安が広がっている。市町村研究会として、原発の安全確保にしっかりと取り組んでいく」とあいさつしました。
 東京電力新潟本社の代表が、一連の不適切事案を謝罪し経緯を説明。市町村長からは組織体質への厳しい意見が出ました。
 不適切事案の原子力規制委員会への報告が遅れたことの謝罪と今後の追加検査の説明をした原子力規制庁には、東京電力の企業風土や安全文化などを含めた原子力事業者としての「適格性」を再評価するよう求めました。
 内閣府には、豪雪時の原子力災害での避難や除雪の難しさを訴え、県には、検証委員会による東京電力の適格性の確認や検証の見通しを問う声が上がりました。
 これらの議論をまとめ、5月21日と26日に国、県に対して要望書を提出しました。

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▲市町村長、東京電力、国、県の参加者など約50人を前にあいさつする
磯田市長

柏崎刈羽原発を現地確認
 一連の不適切事案を受け、市町村の担当者が安全協定に基づき柏崎刈羽原発の現地確認を行いました。 未完了の工事箇所を確認し、工事の検査体制や情報発信の仕組みづくりに意見を述べました。

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▲現地確認を行う市町村の担当者(4月21日)


人工衛星「みちびき」を活用

先進技術で暮らし便利に

 民間企業と協力し先進技術 て?市民生活の向上を目指す 「オープンイノベーション」。その一環として、位置情報を計算する人工衛星「みちびき」を活用し「ながおか子育てマップ」を作成しました。

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子育て世帯のおすすめ施設を地図に
約90の子育て世帯がみちびきとの通信端末を持ち、お気に入りの公園や施設、子どもと一緒でも安心な店舗などを訪問。位置情報などを登録し、集まったデータをウェブ上の地図にまとめました。

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▲「ながおか子育てマップ」。ピンを選択すると、施設の詳細を表示します

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▲地図はこちら

【問】 子ども・子育て課 TEL 39-2300


地域課題の解決策を高専生が提案
長岡工業高等専門学校の学生が、みちびきを使った地域課題の解決策を考えました。除雪車の道順管理や、鳥獣被害対策に臨む猟師の位置の共有などあが提案されました。

【問】デジタル行政推進課 TEL 39-2205


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