自宅の浸水の深さを確認する市内の山谷さん一家
自然災害が激甚化、頻発化する近年。災害は突然やってきます。昨年6月に全世帯へ配布した洪水ハザードマップなどを活用しながら、家族で命を守るための「備え」を確認しましょう。
【問】 危機管理防災本部 TEL 39-2262
警戒レベル4「避難指示」までに全員避難 |
長岡方式の避難行動で逃げ遅れゼロ |
田村 圭子さん 長岡方式の避難行動で、早めの避難を! |
災害の恐れがある場合には、家族やご近所、知り合い同士で声を掛け合い、共に避難する「自助・共助」が大きな力を発揮します。
長岡方式の避難行動に沿って、信濃川早期警戒情報やレベル3のタイミングで、危険な場所から車などで早めの避難をお勧めします。レベル4(避難指示)では、浸水想定地域からの車の移動は危険な場合があります。一人ひとりが早めの避難を徹底し、水害による犠牲者ゼロを目指しましょう。
豪雨による洪水や土砂災害などから身を守るためには、災害か?起きるまでに、正確な防災情報の収集や備蓄品の準備が大切です。
平時から情報源を確保し、ラジオなどが正常に作動するか、確認しておきましょう。
【問】 危機管理防災本部 TEL 39-2262
避難場所や連絡方法、持ち出し品などを家族で話し合いましょう。市が作成したハザードマップや在宅避難の手引き、市民防災のしおりも活用してください。
※冊子が必要な人はお問い合わせください。ながおか防災ホームページでも
▲ハザードマップの |
▲在宅避難の |
●ながおかDメール プラス 大幅拡充
土砂災害情報に加え、台風や大雪、クマなどの出没情報、PM2.5などの緊急情報をメールで配信します。登録フォームから簡単に登録できます。
▲空メールを
送信して登録
最新の防災情報を随時、配信します。
観光庁が監修した外国人向けの災害情報アフ?リです。英語や中国語、ベトナム語など14カ国語に対応。緊急地震速報や避難情報などを配信します。
▲観光庁ホームページで
停電・復旧情報をスマートフォンにお知らせします。最大10地点まで登録できます。
停電・復旧情報をスマートフォンにお知らせします。最大10地点まで登録できます。
▲県ホームページで
デザインを刷新し、情報を見やすく整理しました。市内各地の雨量や河川の水位、気象、災害時の道路・公共交通機関などの情報を掲載しています。
避難場所の位置や混雑状況をリアルタイムで配信。スマホやパソコンから簡単に確認でき、密を避ける分散避難にも役立ちます。登録は不要。ながおか防災ホームページから 。
市内の配信エリアにある携帯電話に避難情 報を一斉配信します。登録は不要。対応機 種や設定は携帯電話各社の店舗にお問い合わせください。
●国の洪水情報メール
信濃川および魚野川が氾濫危険水位に達した場合や氾濫した場合に配信されます。
【問】 信濃川河川事務所防災情報課 TEL 32-3273
緊急時、自動で電源が入り、避難情報などが最大音量で流れます。停電時には乾電池で稼働します。町内会や民生委員、避難時に支援が必要な人などに配備しています。65歳以上の高齢者なと?には購入費用を補助します
避難情報などを固定電話に配信します。受話器を取るとメッセージが流れます。
対象=携帯電話やスマホを持っていない65歳以上の高齢者で、防災行政無線の戸別受信機または緊急告知FMラジオが貸与されていない人
登録方法=アオーレ長岡総合窓口、 各支所にある申込書で(随時受け付け)
「いつもと違う!」は | |
●長雨や大雨のとき ●川の水、井戸水、湧き水の量が変化したり濁りだしたりしたとき ●土地に亀裂が生じたとき は、土砂災害の危険か?迫っています。いつでも避難できるように準備してください。 【問】 河川港湾課 TEL 39-2233 |
常に最新の情報を |
テレビでは避難情報の発令などを速報で伝えます。「dボタン」で、最新の気象情報や避難情報、開設した避難場所を確認できます
ポイント
■ 必要なアプリなどは今すぐ登録
■ 複数の情報源を確保しておく
家庭での備えを確認 |
■ 食料・水(3日分) ■ 救急セット・常備薬 ■ タオル
■ ティッシュペーパー ■ トイレットペーパー ■ 下着・衣類
■ 使い捨てカイロ ■ 携帯トイレ ■ 卓上コンロ・缶切り
■ 懐中電灯・ラジオ ■ 充電器 ■ 感染症対策品 ほか
家族やご近所、学校の友達と日ごろから会話をし、災害時には助け合うことが肝心です。一人ひとりの声掛けが、多くの人の避難につながります.
地域防災力を高める |
防災のプロを派遣
講師派遣 受け付けています
中越市民防災安全士会が、相談窓口でのアドバイスや訓練への講師派遣を行います。自主防災会や町内会の防災活動の強化に活用してください。
【問】同会 TEL 77-3918
体の不自由な人も安心
福祉避難室
各地区の避難施設の中には、乳幼児や妊産婦、軽度の障害のある人も安心して利用できる避難スペース(福祉避難室)があります。平時から福祉避難室の場所や避難ルートを確認しておきましょう。
【問】福祉総務課 TEL 39-2371
▲詳しくはこちら
みんなで考えよう |
中学生向け以上、まもなく完成
我が家の防災タイムライン
これまでの小学生版に加え、中学生以上向けに、自分や家族の避難行動を時系列にまとめるシート「わが家の防災タイムライン」を新たに作成しました。今後、市内中学校に配布するほか、市ホームページでも公開します。
【問】危機管理防災本部 TEL 39-2262
▲中学生による「わが家の防災タイムライン」での学習イメージ
積極的に登録! |
手軽に書いて、貼るだけ
緊急時あんしんカード
名前・生年月日などの基本情報、健康状態、 連絡先を書いて自宅の冷蔵庫に貼っておきます。災害時、救急隊員など個人を特定できるほか、避難場所に持参して自分の情報を簡単に伝えることができます。
【問】福祉総務課 TEL 39-2217
かかりつけ医の登録などで、
救急搬送を4分短縮!
フェニックスネット
かかりつけの医療機関や緊急連絡先などを事前に登録すると、救急隊員がタブレット端末を使い家庭で現場で確認できます。緊急時の素早い処置・搬送や、搬送先での迅速な治療につながります。
★電子申請ができます
▲詳しくはこちら
市は、国・県と流域一体となった防災・減災対策を進めるため「信濃川水系緊急治水対策フプロジェクト」に取り組んでいます。
▲災害時に緊急用資材 を運ぶ地域の消防団
災害車両やヘリ、備蓄庫に |
河川防災ステーションを整備
信濃川河川事務所と連携し、信濃地区と左近地区の 2カ所に「長岡地区河川防災ステーション」の整備を進めます。令和6年度までを目標にする信濃川水系緊急治水対策プロジェクトの一環です。
洪水時などに緊急対応を迅速に行うため、水防センターやヘリポート、土砂などの緊急用資材の備蓄庫などとして活用していきます。
工事を開始! |
寿町排水ポンプ場
寿3丁目に市内最大の排水能力を持つポンプ場を整備しています。25mプールの水を40秒で排水することができます。豪雨時、栖吉川の水位上昇で溜まった下水道管の雨水をポンプ場でくみ上げ、信濃川に排水。寿地区・蔵王地区の浸水被害を軽減します。今年度から建築工事と設備工事に着手し、令和5年度の完成を目指します。
全避難施設へ |
非常用発電機を配備
市内の全避難施設への非常用発電機の配備を目指します。3年間で新たに170施設に設置します。
水害時に消毒薬を配布 |
水害時の感染症防止のため、被害を受けた住宅の所有者に、消毒薬を配布します。
消毒薬=逆性石鹸液(600ml) 用途=床、壁、 家具など屋内用
【問】健康課 TEL 39-7508