大花火大会、過去最高の108万人が感動 15年目のフェニックス 感謝の羽ばたき!

【問】長岡花火財団 ☎39・0823
観光事業課 ☎39・2221

 今年の長岡まつり大花火大会は、知名度の向上や2日・3日が金・土曜日に重なったこともあり、2日間で過去最高の延べ108万人が観覧しました。
 中でも注目を集めたのが、復興祈願花火フェニックス。中越大震災の翌年から始まって15年の節目を迎え、全国からの支援に対する感謝の想いを込めて尺玉の数を約2倍にするなど、過去最大級のスケールで大きな感動を呼びました。

安全・安心にきめ細かく対応

 最多の人出が見込まれた今回、安全・安心な移動・観覧に向け、警察や警備員、ボランティアなどと連携をさらに強化して臨みました。
 昨年も好評だったビブス(ベスト)を着た誘導員(写真1)を増やしたり、観覧席が分かるようにチケットを色分けしたり。英語と中国語に対応する通訳ボランティア(写真2)を12人増の38人にしました。臨時バスや電車、新幹線への誘導(写真3)もきめ細かく対応しました。
 来年の長岡まつり大花火大会は、東京2020五輪期間中に開催されます。今後も警備体制や観客輸送、チケット販売方法、外国人対応など、さまざまな課題にしっかりと取り組んでいきます。

平和祭2年目 想いを次世代へ

 1日の「前夜祭」の名称を「平和祭」に変えて2年目。大民踊流しでは、大花火音頭を若手歌手として注目を集める長岡出身の中澤卓也さんが歌い(写真4)、学生や海外の人たちも踊りの輪に入って熱気に包まれました。
 また、平和祈念式典や柿川灯籠(とうろう)流し(写真5)などの平和関連事業には子どもや若者の姿も多く見られました。
 今後も、長岡空襲の記録と記憶を伝え、恒久平和への想いを次世代につないでいきます。



NAGAOKA News

長岡の防災体制を評価

 姉妹都市・米国ホノルル市の危機管理部長が、防災や救急の体制を学ぼうと、ながおか市民防災センターなどを視察しました。災害時の市民団体と市の役割分担や子育ての駅の防災拠点化の取り組みに感心していました。(8月2日)


長岡の防災体制を評価

「小1プロブレム」の解消へ、
連携強化

 小学校に入学した児童が学校生活になじめない「小1プロブレム」を解消するため、保育園・幼稚園の園長と小学校の校長で「保幼小連携研修会」を開催。就学時の情報交換や授業の在り方など実践例を交じえ議論しました。(7月30日)


「小1プロブレム」の解消へ、連携強化

花火でつながる起業・創業関係者

 長岡まつり大花火大会をきっかけに、国内外の起業・創業関係者が長岡に集まりました。東京大学名誉教授の河口洋一郎さんがプログラミングによる自作のアートを語るなど、長岡での産業創出に意見を交わしました。(8月3日)


花火でつながる起業・創業関係者

米百俵未来塾が開校

 長岡の誇りや一流に触れる新しい学びの場「米百俵未来塾」が開校しました。小学4年生から中学3年生の塾生46人に、長岡市米百俵財団と市内7団体が、芸術やスポーツ、国際交流など9つの講座を行います。(7月20日)


米百俵未来塾が開校

柏崎刈羽原発のさらなる安全対策を国、県、事業者に要望

 県内全30市町村で構成する「市町村による原子力安全対策に関する研究会(代表幹事・長岡市長)」は実務担当者の研修会を開催し、国・県から原子力防災の説明を受けました。
 市町村からは、国に「複合災害の支援には国が前面に立つことが重要」、県には「3つの検証結果や避難計画の内容を、住民にわかりやすく説明してほしい」などの要望が出ました。
 磯田市長は事業者に「原子力発電所は、ひと度事故が起きればその被害は広範囲に及ぶ。6月の山形県沖地震で事業者が連絡を誤った問題は、県民の不安の解消に全力を挙げてもらいたい」と要望。事業者からは、再発防止と安全対策を徹底していくとの説明がありました。
 市は今後も、研究会を通じて国・県、事業者などと連携し、原子力安全対策にしっかりと取り組んでいきます。(8月23日)

柏崎刈羽原発のさらなる安全対策を国、県、事業者に要望
▲市町村、国、県、事業者の担当者など約60人を前にあいさつする磯田市長


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