ロボカップジャパンオープンに3万人

 AI(人工知能)を搭載したロボットが、仕事や家事を担い暮らしを豊かにする―。そんな未来を実現する最先端の技術を競う全国大会「ロボカップジャパンオープン」を8月16日から3日間、アオーレ長岡で開催しました。
 「サッカー」と「レスキュー」、家庭で役立つ機能を競う「@(アット)ホーム」の3競技を行い、3日間で約3万2千人が来場。若者が競技を通じて技術を磨き、子どもたちがその姿に憧れや目標を抱く、長岡の未来を担う技術者の育成につながる機会になりました。
 市は今後も、大会を運営するNPO法人ロボカップ日本委員会などと連携して、市民がロボット技術に直接触れる機会を増やしていきます。

【問】工業振興課 ☎39・2222

行けなかった人は、 テレビで楽しもう!

放送日時=9月15日日午後1時30分から、22日日午後2時30分から(各30分)
放送局=エヌ・シィ・ティ(ケーブルテレビ)

国内外から、400人の情熱人

 国内外から59チーム408人が参加。出場したロボットの中には、世界初の技術を搭載したものも。
 各チームが真剣なまなざしで整備をしたり、動きに一喜一憂したり。独自のロボット技術でしのぎを削りました。

技大が全国3位長岡のチームが健闘

 長岡技術科学大学と社会人でつくる「Nexis-R(ネクシスアール)」の学生チームが、災害現場での救助を想定したレスキュー競技で12チーム中3位に輝きました。地元の長岡からは他に、「Nexis-R」の社会人チームがレスキュー競技に、長岡高専のチームがサッカー競技に出場し、開催地の代表として健闘しました。

長岡が誇るものづくりに注目

 ものづくり企業など66社が大会に協賛。市内企業15社を含む23の団体が会場内に出展し、自慢の製品や最新の技術をPRしました。
 子連れの家族や企業関係者も訪れ、工作機械や金属加工など、長岡の高い技術力が注目を集めていました。



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