市と国が連携し、信濃川中流域で初となる「河川防災ステーション」の開所式を行いました。
信濃川河川事務所近くの信濃地区とさいわいプラザ近くの左近町地区の2カ所で整備を進める同施設。
排水ポンプ車と照明車を配備するほか、土砂などの緊急用資材を備蓄し、ヘリコプターの離発着や資材の搬出入などの作業面積を確保します。信濃地区に完成した「水防センター」は市が整備。災害時は水防活動の拠点となり、平時は地域の人々の交流や憩いの場、防災学習などの拠点として活用できます。
この日は、中島小学校6年生を対象に防災講座も行いました。洪水ハザードマップを見ながら自分の避難行動を考えたり、発熱材であたためた防災食のカレーを食べたり、地震体験車や降雨体験車に乗ったりと、災害への対策を考える大切さを学んだ児童たち。「家に帰ったら家族と避難計画を立てようと思った」「普段食べるカレーとは違うけどおいしい。ずっと熱くてびっくりした」と話しました。
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