市はジェンダーギャップを解消し、女性が活躍できる社会づくりを進めています。女性活躍の必要性へ理解を深めるため、「ながおかジェンダーコミットメント会議」を開催しました。
今年度、長岡造形大学の理事長に就任した佐々木順子さんの講演からスタート。IBMやマイクロソフトで役員を務めるなど、さまざまな企業での経験を持つ佐々木さん。女性活躍の推進には、企業や組織のトップが本気で取り組むことや、それぞれが「無意識の偏見」に向き合うことが欠かせないことを伝えました。
トークセッションには、磯田市長、佐々木さん、お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所所長・石井クンツ昌子さんなどが登場。女性の視点を取り入れる重要性を議論しました。石井さんは、シートベルトの衝突実験に男性の人形だけが使われていた事例などを紹介し、性差の視点を入れた研究と技術開発の大切さを話しました。
市長は県内で初めて、内閣府が立ち上げた「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」への参加を表明。「『私が変わる』から始める」と自らの行動宣言を発表し、「女性活躍の推進は、社会の可能性を広げるチャンス。先入観にとらわれず、女性が伸び伸びと自由に能力を発揮できる長岡を市民のみなさんと共につくっていきたい」と決意を述べました。
このページの担当