平成16年(2004年)7月13日の河川の氾濫で3人が亡くなった中之島地域の水害から17年。次世代へ災害の記憶と教訓を伝えるため、住民が主体となり「防災メモリアルイベント」が開催されました。
会場の’04(ラブフォー)中之島記念公園には、地元住民約40人が参集。刈谷田川の堤防が決壊した午後0時52分にサイレンが鳴ると、参加者は一斉に黙とうしました。
中之島ラブフォー隊会長の原田敏さんは「公園に咲いているひまわりは中之島中央小の児童が5月に植えてくれました。地域の子どもたちも今日の日を忘れないでいてくれます」。
磯田市長は「水害の教訓を未来に残していかなければならない。河川の管理を含め、市民の安全を考えた防災体制にしっかりと取り組みます」と述べました。
献花台には市民が花や折り鶴を手向け、災害が起きないようにと祈りを込めていました。
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