中越大震災の際に温かい励ましをいただいた天皇皇后両陛下に感謝の気持ちを込め、平成最後となる牛の角突きが、山古志闘牛場で行われました。
両陛下は平成16年11月、全村避難中の山古志村(当時)の住民をお見舞いされました。平成20年9月には山古志地域で復興状況と牛の角突きを視察され、その時に詠まれた御製・御歌の歌碑が闘牛場の入口にあります。両陛下のお歌が並んでいるのは、全国的にも珍しいといわれます。
磯田市長は来場者に「両陛下は山古志と牛の角突き、そして長岡にお心を寄せ、私たちを励ましてくださいました。令和が山古志にとっても長岡にとっても、希望が持てる時代になるよう共に頑張りましょう」とあいさつ。
この日は3試合の迫力ある取り組みを1,000人が楽しみました。
今年は中越大震災から15年。山古志の復興のシンボル「牛の角突き大会」の初場所は、令和元年5月4日(土)・5日(日)に開催しました。
<御製(天皇陛下)>
なゐにより避難せし牛もどり来て角突きの技見るはうれしき
<御歌(皇后陛下)>
かの禍(まが)ゆ四年(よとせ)を経たる山古志に牛らは直(なほ)く角(つの)を合はせる
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「平成」が終わり、「令和」が始まります。
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