戦後復興期
昭和23年
この年の出来事
互尊文庫の再建
互尊文庫は、昭和20年8月1日の長岡空襲で蔵書の全てを焼失しました。昭和23年、市内の繊維商の内藤伝吉が米百俵の故事を思い、大口の寄付を申し出ました。寄付は再三にわたり、総額115万円となり、明治文庫内に互尊文庫(本館木造2階建て、書庫コンクリート製3階建て)が新設されました。
- この年のデータ
- 人口
- 合計61,356人
- 男:29,790人
- 女:31,566人
- 12,641世帯
長岡のあゆみ
- 3月7日
- 長岡市公安委員に志賀定一・覚張邦平・田村文之助を任命(互選で志賀が委員長)、長岡市警察署開庁
- 3月12日
- 長岡市水防団結成式
- 土地区画整理、第二地区の施行地区を告示
- 4月1日
- 三島郡深才村大島地区を合併
- 4月26日
- 栃尾鉄道全線電化完成
- 5月10日
- 第四銀行長岡出張所(現長岡支店)開店
- 5月11日
- 長岡納税対策協議会結成
- 5月28日
- 生鮮食料品の闇価格防止のために生活安定闇撲滅公聴会を開催(6月に闇撲滅委員会を結成)
- 6月1日
- 北越製紙高等学校明星学園設立
- 6月23日
- 長岡市インフレ撲滅委員会第1回協議会を開催(市役所)
- 6月
- 企業専門委員会、生鮮食料品倉庫の設置や競馬事業、砂利採取事業を開始すると発表
- 長岡商工会議所内に中小企業相談所開設
- 7月1日
- 古志郡山通村長倉・鉢伏・大町・柿・高畑地区を合併
- 8月23日
- 長岡市農業協同組合設立
- 9月15日
- 長岡青年商業研究会結成
- 9月
- 中越演劇コンクール開催
- 10月1日
- 長岡六十九銀行、北越銀行と改称
- 11月3日
- 長岡市公会堂第1期復旧工事竣工
- 11月12日
- 第1回市営長岡復興大競馬を三条競馬場で開催(降雨で4日間の日程が8日間に)
- 11月14日
- 長岡商工会議所、繊維祭を開催
- えびす講大売出し復活
- 11月15日
- 内藤伝吉の総額115万円の寄付をもとに互尊文庫が明治公園内に復興再建
- 11月20日
- D・D・Tの希望散布開始(長岡駅)
- 11月
- 関原郷新年芸術大会開催(関原文化協会主催)
- 12月23日
- インフレ撲滅主婦大会開催(長岡市インフレ撲滅委員会婦人部主催)
- 12月
- 長岡銀座街商業組合結成
- この年
- 大阪機械製作所(現オーエム製作所)、全国に先駆け紡績機械を海外から大量受注
- 津上製作所(現ツガミ)、ミシンの輸出開始
日本・世界の
主な出来事
日本の出来事
- 海上保安庁が設置される
- 母子手帳の配付が始まる
- 森安治編集長の「美しい暮しの手帖」が創刊される