昭和前期
昭和11年
この年の出来事
縄文土器の復元に没頭する篤三郎
昭和11年の大晦日、29歳の近藤篤三郎は、関原町馬高で一つの土器を発見しました。近藤の家は関原の地主で、篤三郎の祖父勘太郎、父勘治郎ともに考古学を研究ており、馬高の土地を発掘の目的で購入していました。
- この年のデータ
- 人口
- 合計63,150人
- 男:30,909人
- 女:32,241人
- 11,835世帯
長岡のあゆみ
- 1月
- 豪雪となる
- 2月15日
- 全市民に対し「選挙粛正告論」を配布
- 2月26日
- 2・26事件おこる
- 2月
- 栖吉村で市内初の国防婦人会分会結成
- 3月8日
- 長岡市雪害救済期成同盟会結成
- 4月4日
- 悠久山風致地区と蔵王風致地区決定
- 5月1日
- 市制施行30年記念式開催
- 6月
- 知事を会長とする雪害調査会設置
- 市会議員選挙で粛正が強調され選挙後、3党鼎立し市会が混乱
- 三宅正一ら市政一新を求める建議を提出
- 9月
- 長岡市国防婦人会結成
- 11月12日
- 蔵王橋の中央部分完成
- 12月31日
- 馬高遺跡(関原町)で火焔土器発掘される
- この年
- 木村清三郎市長、流雪溝や外郭道路の実現に取り組む
- 長岡市住宅組合設立
日本・世界の
主な出来事
日本の出来事
- 東京で50年来の大雪となり、市内が大混乱となる
- ガソリン不足で、木炭と薪で走る木炭車が生産される
- 巨人軍の名三塁手になる長嶋茂雄が誕生
世界の出来事
- イギリスの豪華客船「クイーン・メリー号」が処女航海に出る
- アメリカで蛍光灯が初めて実用化される