最終更新日 2016年4月1日
当協議会にお寄せいただいた、ご意見をご紹介します。
意見1(平成21年6月受付)
小千谷市・見附市・出雲崎町も一緒に合併協議をすることを望みます。
【事務局の考え】
当協議会の森会長は長岡市長として40万人都市構想を掲げています。これは、長岡市と近隣の自治体が将来的に合併という形で団結し、中越地域の発展を目指そうというもので、10年、20年という長期的な視点に基づいた構想です。
今後、長岡市としては、近隣自治体の意向を十分尊重しながら、引き続き合併の門戸を開き、中越地域の発展に向けた団結を呼びかけていきたいと考えています。
意見2(平成21年6月受付)
中越地震での財政悪化も背景にある中、長岡市は川口町と合併するべきではないと思います。長岡市民は合併に反対している人が多くいるのではないでしょうか。
【事務局の考え】
長岡市と川口町は、これまで「長岡市川口町合併研究会」を開催し、川口町の財政状況や合併する場合の課題、合併効果などについて整理・検討してきました。その結果として川口町の財政状況は、事業の抑制、公共料金の値上げなどの努力により、かなり改善していることがわかりました。(研究会資料はこちらをご覧ください)
今後、住民のみなさんが不安や疑問に感じられている点も含め、任意合併協議会で十分協議し、その結果はみなさんにお知らせしていきます。
意見3(平成21年6月受付)
合併したら住民税が上がるのではないか不安です。リストラや雇い止めで市民生活が不安定になっているなか、川口町との合併はほとんどの市民が反対だと思います。合併するなら今の雇用の状況が改善されてから考えるべきです。
【事務局の考え】
川口町の財政は健全化の努力によりかなり改善されています。なお、個人の市民税については、長岡市は法律で定められた税率を適用しており、合併することによって市民税が上がることはありません。
両市町では、住民の皆さんが不安や疑問に思ったことについて、できる限り情報をお知らせするとともに、そのご意見をお聞きしながら慎重に検討していきます。
意見4(平成21年6月受付)
川口町は昔から小千谷市との交流が盛んだったと思います。それがなぜ長岡市との合併なのでしょうか。
小千谷との合併が自然だと思いますが、飛び地までして合併したい訳が知りたいです。
【事務局の考え】
川口町は住民意向調査や住民投票により、長岡市と合併することを選択し、合併協議の申し入れをしました。
長岡市と川口町とは、これまでも同じ長岡地域広域市町村圏として連携・交流してきたほか、買い物など住民の生活圏、行動圏(PDF 20KB)も近年はより密接になってきています。
合併した場合は飛び地になりますが、現在の市役所本庁と各支所の距離(PDF 468KB)と同程度であること、また、道路網や情報インフラが整備されていることなどからも、行政運営に支障はないと考えています。
意見5(平成21年6月受付)
地方分権が進む今、中越地区の活性化のため、長岡市は川口町と合併すべきと考えます。目先の損得ではなく、10年・20年先を見据えたまちづくりを進めてください。
【事務局の考え】
当協議会の森会長(長岡市長)は、長岡市と近隣の自治体が団結し、地域の魅力を高めることが、中越地域全体の発展につながると考えています。
現在、協議している長岡市と川口町の合併は、それにつながる着実な一歩であり、魅力ある長岡市となるよう、今後協議を進めていきたいと考えております。
意見6(平成21年7月受付)
川口町との合併を検討する際に、財政や公共料金も判断の基準になると思いますが、後ろ向きな考えは避け、市全体の発展を考えて頂きたいと思います。
【事務局の考え】
これまでに開催した研究会や、当任意協議会において、川口町の財政問題について慎重に協議・検討を重ねてきました。
ご意見のとおり、長岡市の発展はもちろんのこと、中越地域全体の発展を見据えた合併協議を進めてまいります。
意見7(平成21年7月受付)
長岡市と川口町が合併した場合、川口町役場が無くなってしまうと聞きました。住民票や証明をとる場合、長岡市役所まで行くのは大変です。
【事務局の考え】
長岡市と川口町が合併した場合、川口町役場は川口支所となります。支所では各種証明発行のほか、戸籍、国民健康保険の手続きなど、生活に密着したほとんどの手続きができるのでご安心ください。
なお、合併することでサービスの提供範囲が長岡市全域となるほか、長岡市では、市民サービスセンターやリバーサイド千秋などにも住民票や、戸籍などの手続きができる窓口があり、午後7時まで開いている窓口もありますので、勤務地や買い物先など多くの場所で窓口サービスが利用できるようになります。
意見8(平成21年8月受付)
長岡市は川口町と合併するのにあたり住民投票をしないのでしょうか?
【事務局の考え】
住民投票の実施について、任意合併協議会が判断する立場にありませんが、川口町との合併協議は「40万人都市構想」が基本にあり、長岡市だけでなく、中越地域全体の発展を目指していることを御理解いただきたいと思います。
現在も任意合併協議会で慎重に協議を進めておりますが、住民の代表である市議会とも十分に議論をし、その結果を住民の皆様にもお伝えするとともに、市民の皆様の声をお聞きしながら、不安や疑問の解消に努めてまいります。
意見9(平成21年8月受付)
新聞で今年度内の合併と聞いて驚いています。合併特例法など事情は、わかりますので、急いで合併するなら住民投票によって民意を確認して下さい。
合併するかしないかの検討会がいつの間にか合併ありきになっています。
【事務局の考え】
合併の期日については、国の支援を受けることができる合併新法(市町村の合併の特例等に関する法律)の期限内を目途にしています。
合併にあたっては、合併の期日のほか、合併の方式や議員の身分など、非常に多くの事項を検討する必要があるため、任意協議会の段階で協議を行っておりますが、実際に合併する場合には、法定協議会を設置し協議を実施した後に、長岡市と川口町の両議会の議決が必要となります。
合併協議の内容・結果につきましては、今後も広く住民の皆様に周知してまいります。
なお、住民投票に対する考え方については、意見8をご覧ください。
意見10(平成21年8月受付)
任意合併協議会だよりを見てみると川口町の良いことしか書いていない。特に悪い点については全くと言っていいほど触れられていない。そんなにいいことばかりなのか疑問だ。
【事務局の考え】
これまで当協議会では、合併の効果や川口町の財政問題、飛び地合併といった合併に際しての課題についても調査・研究をし、その結果は協議会だよりなどを通じて皆様にお伝えしてきました。(協議会資料はこちらをご覧ください)
合併に関するメリット・デメリットなど、合併協議の内容を皆様にお伝えしていくことは当協議会の重要な役割であると考えていますので、今後もホームページや任意合併協議会だよりなどで、積極的な情報提供をしていきます。
意見11(平成21年8月受付)
魚沼市との合併が一番良いと思います。今以上に借入金を多くすべきでない。コンパクトな市づくりが一番。
子供は増えない、5年経過しても道路は凸凹・ひび割れ。足下を見て考え直してください。
【事務局の考え】
川口町の借入金については、国からの補填が多いという特徴(PDF 17KB)や、川口町の財政規模が長岡市のおよそ50分の1であることなどから、合併をしても長岡市の財政に大きな影響を及ぼすものではありません。
合併後の新市のまちづくりにおいても、必要な住民サービスを提供し、サービス水準の維持はもちろん、その向上に努めていきます。
意見12(平成21年9月受付)
小千谷市を挟み合併を進めることで川口町民が小千谷市民より私的な面や付き合い、商売において圧力を受けないか心配されます。住民同士の対立を招かないよう配慮をしながら、合併協議をしてほしいと思います。
【事務局の考え】
小千谷市を挟んでの合併協議について、ご心配の点もあるかと思いますが、協議会としてもこれまでと同様、小千谷市とは広域市町村圏の一員として連携していくよう配慮しながら合併協議を進めてまいりますので、ご安心ください。
当協議会にお寄せいただいた、ご質問をご紹介します。
質問1(平成21年6月受付)
川口町は、農協、ゴミ処理、消防、下水処理ついて、現在どの組合に属しているか。
【回答】
・農協については、北魚沼農業協同組合に属しており、合併をした場合も変更されません。
・ゴミ処理・消防については、小千谷市と川口町で構成された一部事務組合(小千谷地域広域事務組合)で運営しております。
今後、一部事務組合の取り扱いについては、合併協議会において協議していきます。
・下水道については、川口町単独で運営しています。下水処理場は、信濃川流域下水道長岡処理区に属しており、県に負担金を支払っています。(一部の地域では、集落排水施設により処理しており、全て町単独で運営しています。)
質問2(平成21年7月受付)
川口町は小千谷市と消防や清掃事業を共同で行っていますが、合併後はどうなるのでしょうか?命や生活に関わることで川口町の住民は心配していると思います。
参考までに、合併前は小千谷市・川口町と消防・清掃を行っていた山古志地域が合併した時の状況を教えてください。
【回答】
合併前の山古志地域(旧山古志村)の消防及びごみ処理については、小千谷市・川口町・山古志村の3市町村で小千谷地域広域事務組合を組織し実施していましたが、合併を期に同組合から離脱し、その業務は長岡市が行っています。
川口町についても同様に小千谷地域広域組合に組織しておりますが、合併後の方針については、現在調整を進めています。なお、基本的なサービスについては現在の水準を確保するように努めます。
質問3(平成21年7月受付)
仮に川口町が合併した後は、川口町で生産されたコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」と名乗ることができるのでしょうか?
【回答】
川口町が長岡市と合併した場合も、川口町で生産された米は、これまでどおり「魚沼産」として販売できます。
よって、川口町で生産されたコシヒカリも、引き続き「魚沼産コシヒカリ」となりますのでご安心ください。
質問4(平成21年9月受付)
合併の可否は、年賀状に新住居を記載して印刷できるよう11月上旬には正式に議決して頂きたいと思います。また住所変更など各種事務手続きもあります。
【回答】
合併の期日については、年度内の合併を目標に協議を進めておりますが、議会の議決については今後の協議次第となることを御理解ください。
住所変更などの手続きについては、個人の場合は基本的に必要ありませんが、事業主の方など、印刷物の変更が必要な方もおられるので、今後の合併協議の結果は速やかにお知らせしていきます。
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