最終更新日 2016年4月1日
▲長岡市章
長岡市の概要
長岡市は、信濃川に沿って開かれた広大な新潟平野の南端に位置する県内第2の都市である。市のほぼ中央部を信濃川が北流しており、東は福島県境近くの守門岳に、西は佐渡を望む日本海にまで達した市域は、新潟県中部を横断する形となっている。
人口は、平成17年4月1日の近隣5市町村(中之島町、越路町、三島町、山古志村、小国町)、平成18年1月1日の近隣4市町村(和島村、寺泊町、栃尾市、与板町)との2度の市町村合併により、283,224人(平成17年国勢調査)となり、これは新潟市に次ぐ県内2番目の人口規模である。一方、10地域からなる市域は東西42.6㎞、南北53.4km、面積840.88k㎡に及び、海岸部から山間部までの美しく豊かな自然と歴史、伝統文化、産業など多様な地域資源を有している。
長岡のまちは、明治維新の北越戊辰戦争、そして昭和20年の長岡空襲と、二度にわたる戦禍により壊滅的な被害を受けた。さらに、平成16年には「7.13水害」及び「10.23新潟県中越大震災」という未曾有の大災害に見舞われたが、市民の不屈の努力で立ち上がり、まちの復興を成し遂げてきた。これらの復興の原動力となったのは、「まちづくりはひとづくり」という人材育成の大切さを説いた「米百俵の精神」である。
平成18年に市制施行100周年を迎え、また19年4月には「特例市」の指定を受けた長岡市は現在、「前より前へ!長岡~人が育ち地域が輝く~」を新市総合計画のスローガンに掲げ、災害からの創造的復興と新市の一体感の醸成を市政運営の柱に据え、「市民力」と「地域力」を活かしたまちづくりを進めている。
長岡市の沿革
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▲川口町章
川口町の概要
川口町は新潟県のほぼ中央部、大河信濃川と清流魚野川の合流点に位置し、二大河川が形成する河岸段丘に拓けた水と緑豊かな町である。
町域は東西4.1km、南北15.0km、面積50.03k㎡で県内11町村中5番目の広さ、人口は5,233人(平成17年度国勢調査)となっている。また川口町は、特別豪雪地帯に指定されており、過去5年の平均積雪量は2.0mとなっている。
古くから舟運による妻有郷、上田郷への物資運搬の基点として、また、三国街道の宿場として集落を成し、交通の要衝として栄えてきた。現在は、JR上越線とJR飯山線の分岐点に位置し、幹線道路の国道17号が町中心部を、国道117号が西端を通り、さらには関越自動車道の越後川口インターチェンジを有するなど、恵まれた交通条件下にある。
平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災は、川口町を震源とし、観測器による観測史上初の「震度7」を記録した。
地震による一部損壊以上の被害を受けた家屋は99.6%にのぼり、道路や農地なども壊滅的な被害をもたらしたが、復旧を終えたいま、復興に向けて取り組んでいるところである。
中心部の河岸段丘を望む丘陵地に位置するスポーツレクリエーション施設や宿泊施設、温泉施設などがある「川口町運動公園」や日本古来の伝統的河川漁法で知られる川口やな場「男山漁場」などには、年間約20万人の利用者が訪れ、観光・交流の資源として重要な役割を担っている。
川口町の沿革
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