最終更新日 2016年4月1日
中之島町
市町村の花 ハス(蓮)
市町村の木 サクラ(桜)
中之島町の歩みと性格
中之島町は、県のほぼ中央に位置し、信濃川、刈谷田川、及び猿橋川に囲まれていることから、史上最古の地名証は元禄15年(1702年)の越後国御帳に「中之島村」とあり、信濃川の沖積地であることから平坦で肥沃な土地を有し、古くから水稲を中心に農業で栄えてきた。明治34年11月1日に中之島村、神通村、中通村、中野村、中条村、信条村、三沼村及び西所村の8か村が合併、面積約42k㎡、世帯数1,886戸、人口12,762人の大村が誕生。昭和50年代以降、県内第2の都市、長岡市のベッドタウンとして住宅団地の開発がなされ、人口増加と町並整備が進んだ事から、昭和61年10月1日に町制を施行、県下56番目の町となった。県内では数少ない明治の合併時の町域を維持しており、平成13年には立町(村)100周年を迎えた。
産業面では、水田を中心とする農業が基幹産業であり、コシヒカリの一大生産地である。
戦後の食糧難時代には米の増産に努め、昭和23年には産米超過供出成績全国一を記録している。また、昭和50年代から盛んに栽培が始まったレンコンは、全国的な生産地となり、「大口レンコン」の名で、県内外に出荷されている。さらに、平成に入ってから北陸自動車道中之島・見附インターチェンジ及び国道8号長岡バイパスなど、恵まれた高速交通体系を生かした工業団地開発に着手。インターチェンジ周辺を一大流通基地として造成、優良企業誘致を積極的に進めている。
観光資源としては、郷土が誇る偉大な政治家「大竹貫一翁」の生家を「大竹邸記念館」として、保存するとともに、日本の医学界に多大な功績を残した入澤一族の生家跡を「入澤記念庭園」として整備している。また、'89ギネスブックに認定された新米コシヒカリ10俵を使用して作り上げるジャンボおにぎりをメインとした「産業まつり」や畳10畳もの六角凧が大空を舞う「中之島町・見附市今町大凧合戦」、町政施行10周年を記念して始まった町の四季を織り込んだ中之島音頭による民踊流しがメインの「中之島夏まつり」などのイベントが数多く行われている。
中之島町が形成された歴史図
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