長岡市は、生産者や関係機関・団体と連携しながら、長岡産野菜の地消地産や首都圏をターゲットとしたプロモーション活動を積極的に展開しています。
このたび、長岡野菜の一つである枝豆「一寸法師」が、イオンリテール株式会社が進める「フードアルチザン」(食の匠)の選定品目となりました。
そこで、「一寸法師」の生産、加工、流通、販売の体制強化を目指し、5者による「越後ながおか一寸法師えだまめ協議会」を設立します。
今後、協議会構成団体に加えて、地元の流通業者や販売業者等とも連携しながら生産力やブランド力の向上、販売協力を進めることで、地域経済・産業の活性化につなげていきます。
なお、新潟県内で「フードアルチザン」に選定されるのは「一寸法師」が第1号となります。
5者が連携して「一寸法師」のブランド力、生産力、販売力を高め、地域経済・産業の活性化につなげていきます。
- 研究機関等と連携した生産技術の向上、栽培面積の拡大及び普及
- 加工産品の開発及び販売対策
- インターネット等を活用した情報発信
- 「一寸法師」を通じた長岡市の知名度向上と地域活性化
「一寸法師」について
長岡在来である枝豆の肴豆(さかなまめ)の中で、特に小ぶりで食味と香りが優れているものを見い出し、平成15年から種の選抜・栽培を繰り返して誕生しました。
他の品種と比べ、香りと甘さが強く、ゆで上がりの濃い緑が特長で、9月中旬からの10日間ほどしか味わうことのできない貴重な枝豆です。
実が小ぶりでさやの長さがちょうど一寸程度であることから、「一寸法師」と名付けられました。
現在、市内では約8戸の農家で約4tが生産されています。
販売は、9月20日から県内イオンリテール全店で店頭販売を行います。また、9月24日から市内の各スーパーでも販売する予定です。
フードアルチザン(食の匠)活動
イオンリテール株式会社が郷土の味を守り続ける全国各地の生産者とパートナーシップを結び、地域の食文化を継承する取り組みです。
食文化を通じ、新しい食の価値の提案、食文化の担い手の育成、地域経済の活性化にも貢献することをめざしています。
「一寸法師」は、新潟県第1号、全国で35例目となります。