最終更新日 2021年12月27日
長岡市でも住警器を設置していたため、火災を早期に発見でき、大事にいたらなかったケースが多数あります。その反対に、「もし、住警器が設置されていたら被害が少なくてすんだ(助かった)・・・」と思うような火災も多数あります。
消したはずのタバコが・・・
アパートの住人が喫煙後、アルバイトのため出かけました。しばらくすると隣の住人が廊下で住警器の音に気づき、119番通報した。音のする部屋に消防隊が入ると、煙と炎を確認。発見が早かったため、灰皿と灰皿の下の敷物を焼損した程度の火災でおさまりました。原因は、出かける前にタバコの吸い殻を十分に消さなかったためとわかりました。
仏壇のロウソクが・・・
一人暮らしの女性が、仏壇の灯明をあげたままロウソクの火を消し忘れて就寝しました。その後、住警器の警報音により起きたところ仏壇の周りから火が出ているのを発見し、119番通報。就寝時間中の火災発生でしたが、住警器のおかげで火災を早期に発見できました。仏壇の周りは焼損しましたが、負傷者はでませんでした。
天ぷらを揚げるつもりが・・・
30代の女性が夕食の準備のため、ガスコンロに天ぷら鍋をかけた状態で、その場を離れて庭の清掃をしていると、しばらくして住警器の警報音が鳴りました。あわてて台所に戻ると天ぷら鍋から炎が約1メートル立ち上がっており、すぐに隣の部屋から毛布を持ってきて鍋の上に被せ、水道水をかけて消火するとともに119番通報しました。
※長岡市には、台所の設置義務はありませんが、台所にも設置してあれば安心です。
お湯を沸かしているのに・・・
70代女性が、台所のガスコンロにやかんをかけていることを忘れて就寝したため、やかんが空焚き状態になり、やかんから発生した蒸気等の熱気により台所に設置してあった住警器が鳴動し、隣人がその音に気付き119番通報したもの。消防が到着したとき、まだ火はついていましたが、家人は気付いておらず、やかんの周りにあった水切りかご等は燃えてしまいましたが、負傷者はいませんでした。
ハロゲンヒーターをつけたまま寝てしまい・・・
共同住宅の2階に住んでいる20代男性が、ハロゲンヒーターをつけたまま寝てしまい、警報で目が覚めました。布団を見るとハロゲンヒーターと接触して燃えていました。飛び起きて布団に水をかけ消火しました。早く気付いたので被害が少なくて済みましたが、もし、住警器が付いていなかったら・・・と考えるとぞっとします。
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