神社の祭神は、越後一ノ宮の弥彦神社の祭神「天香山命(あめのかぐやまのみこと)」の異母弟、「可美真手命(うましまでのみこと)」と伝えられています。弘仁13年(822)の創立とされており、かつては鞍掛大明神といわれ七堂伽藍の壮大な構えでしたが、元禄3年(1690)火災により焼失。同4年に再建されました。
建築様式は寄せ棟造り妻入りで、中世の流れをくむ貴重なものとして注目され、昭和60年に中之島町指定文化財となり、平成元年に解体・復元工事が完了。
中越平野において最古に属する建物として、平成4年に県指定文化財となっています。